西荻窪町会は西荻南3・4丁目全域、西荻窪駅を基点とした中央線の線路と神明通りに囲まれた三角の形をしています。「西荻窪」という町名は現在残っていませんが、昭和44年10月まで「西荻窪1丁目」という地名だったことから「西荻窪」という名前が町会名に残っています。同じ西荻南でも、1・2丁目は以前「大宮前」と呼ばれていたそうで、神明通りを境に町会名も違っています。
警察や行政の区割りも神明通りを境として異なり、警察は荻窪警察、氏神様は荻窪八幡です。地域としては西荻窪ですが、荻窪地域区民センターを基盤とする荻窪町会連合会に属しています。そのため青少年育成委員会も荻窪の所属となっています。
さて「西荻窪町会」としては戦前からありましたが、現在の形(組織)になったのは、昭和36年からです。地域の環境整備、青少年育成、防犯、地域の親睦など、さまざまな活動を続けてきました。東日本大震災を機に、発災時の迅速な対応を目指し、さらに防災に力を入れています。町内の消火器や消火栓の位置までも記した独自の防災マップも作成。町会でスタンドパイプやトランシーバーを配備。救命救急講習会・防犯パトロールなども行っています。近隣の町会や商店会と連携し「自助・共助・近助~顔の見える近所づきあい!」を合言葉に、お互いに助け合える関係を築いていけたらと思っています。
また、平成24年度から「町会だより」「防災会だより」を月一回発行し、回覧板・掲示板で広報。さらに、平成25年度から町会の活動や地域の情報をより多くの方に知っていただこうと、ホームページを立ち上げました。そして安全・安心な町、地域の若い方にも魅力を感じてもらえる子育てしやすい町であるために、町内の公園などの環境整備も行っています。その公園を会場として、夏のかき氷大会や冬の餅つき大会などのイベントも開催していますので、地域の皆さまぜひご参加ください。
幅広い世代の皆さんが、無理なく自然に参加できる町会になればいいなと、思っています。ご意見、ご感想などありましたら、どうぞお気軽にお寄せください。
◎西荻窪町会は、西荻南3丁目・4丁目を地域としています。
西荻窪駅を基点とした中央線の線路と神明通りに囲まれた三角の形をしています。